―  学力には筋肉と骨格がある! ―

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              [ パリ /  ルーブル美術館 庭園にて 撮影 ]

筋肉とは、「論理と法則」を如何に学び知っているかです。

そして、骨格とは、学ぶにあたっての「集中力と熱意」です。わかりやすく言いますと、「論理と法則」は、例えば数学の場合、公式を理解する力と何故かと考える力です。

「集中力と熱意」はおわかりでしょう。熱意は、言い換えると如何に向上心があるかですね。

 さて、私は塾とラボを指導していますが、塾はこのどちらにウェイトをおいているのかわかりますか?

「集中力と熱意」の骨格に当たります。

これが弱い子がとても多いです。

そんな骨格の弱い子は、どこで学んでも結果は同じです。

読書、論語や現代詩の暗誦、そして合唱を取り入れた目的は、集中力プラス感性を磨く為でもあります。

世の中にはそれがわかっていない親が大半ですね。ですから、塾を軽視してのラボへの入室は認めていません。

「集中力と熱意」があれば、ラボに入ったR.O君のようにたったの四ヶ月で一年間の算数を終らせてしまった事実がそれを物語っています。

横浜に行ったR.O君から受け取った年賀状にはその感謝が書かれてありました。筋肉は若ければあとからでも鍛えればなんとかなりますが、骨格は小中学生にてほぼ完成します。

集中力は暗誦や暗譜が一番でしょう。

もうひとつの熱意 (向上心)、これは、僕の小中学生の頃を思い出して見ますと、すぐれた友人や先生との出会いがあったからだと思います。

そして、いまもなお、素晴らしい人とのお付き合いから色々なことを学んでいます。ソニー創業者の秘書だった西順一郎氏が僕の多彩さで驚かれたのは、そうしたすぐれた人々との交流で向上心を培ったおかげでしょう。

この文章は、塾便り26号に記載されたものを引用しました。

by  大藪光政

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ウェルナー少年少女合唱団のこと

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   [ フランス / モンサンミッシェルの夜景 ホテルから撮影 ]

この間、ウェルナー少年少女合唱団の団便りを諸冨善美先生にお見せしたところ、「この団便りを他のみなさんにも読んで欲しいですね。」と、おっしゃっていましたので、ここに掲載したいと思います。

団便りは、子供達と保護者の皆様への僕からのメッセージなのですが、文章としては、小学生には少し難しいと思いますが、成長した時期に再読してもらえば幸いかと思います。

下記は、第三号団便りより原文のままです。

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― 礼儀、礼節からあなたの幸福を摑みなさい ―

晩秋の夕べのコンサートが無事に終了しました。会場の人たちは、君たちに大満足でした。「とても素晴らしかった」と、かなり評判になりました。

お陰で、僕は 〝光陽台で大切な人〟 と言う、話も出ました。(笑) 

でも、コンサート後の塾の集中講義で塾生全員をひどく、ど叱ったのを、そこに居合わせた塾生は承知のことです。

色々なところで大人を叱ることはありますが、あんなにきつく叱ったことは滅多にありません。

僕の命が縮まるくらいのエネルギーを使いました。愛しているからこそ叱っているのです。

どうでもいい人は、「はい、さようなら」でおしまいです。叱る時は、その本人を叱っているのではなく、そうした行為を叱っているのですから、全員に知って欲しいことですし、各自、自分の事と思って欲しい。

今回、そうした礼儀や礼節の問題が露呈したお陰でウェルナー少年少女合唱団を設立したのは、大正解です。諸冨先生の存在あっての開かれた世界です。

今回の問題は次の通りです。

① 皆の信頼を失う行動はしない。

② 指導者に対する礼儀

③ 人の演奏に耳を傾ける

①は、団体行動における規律を破り、それが人の心を踏みにじることです。

②は、途中で帰る場合は、必ず事前に指導者(諸冨先生)に伝えて帰るときはお世話になった挨拶をして帰ること。

③は、自分だけの出番だけで済ませないで、他の人の演奏も勉強として静聴する。

自分の先生の出演をきちんと聴くのは、門下生としては当たり前な姿勢です。

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            [ エーデルワイスの練習風景  ]

― 下を見るな、遠くを見詰めよ! ―

 歌の練習で、下を見るな、遠くを見詰めよ!と、僕は歌の練習でいつも言っていますが、それは、単に合唱の練習だけではありません。

君たちの日々の生活態度を見ていても、それが言えるのです。

小学生は、目の前のゲーム遊びに熱中しますし、中学生は、試験前になって慌てて試験勉強をします。

しかし、幸福になりたいと願うなら、やはり、遠くを見詰めなければなりません。

大人は殆どの方が、目先だけになって下を向いて生きています。

しかし、君たち子供は遠い視点に立てるのです。

それが、どうも皆さんは足りないようです。

他人対しての礼儀や礼節を持つということは、相手の立場に立つ基本です。

それが、実は、他人との絆をつくるきっかけにもなるし、自分を磨くことにもなるのです。

礼儀も礼節も自然にそうした行為が出なければなりませんし、それが生きる上の智慧でもありますし、そして時間と共に習慣化されていきます。

「幸福論」を書いたアランは、礼儀や礼節の中に幸福があると言っています。

僕が、叱る目的は立派な人間になって欲しいということに尽きます。

ただそれだけです。

そしてそれは、僕も子供のように遠くの未来を見詰めて、君たちの活躍を期待しているからです。

まじかな近くの出来事ばかりにとらわれず、「自分のことを考えるな、遠くを見よ」というアランの言葉までは出来なくても、せめて、自分のことに関してだけでも良いから、遠くのビジョンをもって欲しいですね。

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と言った文面です。

このお便りを中学二年生の女の子に読んでもらいました。

そのとき、区切って読んでもらい、一つ一つを僕が解説するという手法で、理解してもらいましたが、流石に、小二、三の子は無理ですね。(笑)

でも小学生の高学年は、わかったようです。

こうした理解も読書力や人の話を聞く力も要りますし、何よりも考える力がないと駄目ですね。しかし、わからなくても周りの雰囲気と直感でわかる子もいますから、侮れませんね。(笑)

塾生の成長が楽しみです。

by  大藪光政

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コンサートに向けて!

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[ パリ /  ルーブル美術館にて、絵画鑑賞をしているパリっ子 ]

秋も半ばになってきました。

塾の情操教育の一環として始めた付設ウェルナー少年少女合唱団の近況をお伝えします。

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諸冨先生から指導をして頂いている、月一回の合唱団の練習が今月で四回目になりました。

たった月一回ですが、僕の心配をよそになんと、今回、とても元気よく歌っていました。

驚きです!

先月のときは、まだ、楽譜を見て歌っている子もいましたし、歌詞を正確に覚えていなかったから自信なさそうに歌っていたので、声が小さかったですね。

合唱団では、楽しく歌って欲しいというのが諸冨先生のお願いなのですが、実際は、歌う態度において僕から注意を受けたりしますから、ちょっと窮屈なのかもしれません。

楽しくやって欲しいのだけれど、やはり、羽目を外したり不真面目になって先生の話を聞かなかったりしたとき、叱らないとそれが当たり前になって、益々、態度が悪くなります。

これは、犬の躾とまったく同じなんです。

悪い時は、その場で叱らないとあとで叱っても納得しないものです。

そうして、それを放置しておくと他の者もそれが許されると思いますから、次第に教育の場がおかしな環境になっていきます。

まさに、教育環境破壊ですね。

その一例が学級崩壊でしょう。

さて、団員としての塾生は、11月26日(土)に光陽台公民館主催の「光陽台音楽祭」 "晩秋の夕べコンサート"に、サプライズで出演します。

一応、出演そのものがサプライズと言うことですが、塾生が出るのに歌うだけでは、サルでも出来ます。(笑)

やはり、寸劇と「あれっ?」と思わせることをやらなくてはサプライズと言いません。つまり、僕も莫迦になって下手な芝居を打つ事にしました。

これは、皆さんへの受けを狙うのではなく、わずかな出演時間において、しっかり、塾生と楽しむのです。

それを見て皆さんが微笑ましいと感じたら成功でしょう!

失敗してもともとと思って何でも試みる勇気が大切だと言うことを塾生が感じたら本当の成功と言えるでしょう。

当日は、塾生も僕も一緒に頑張ります。

by  大藪光政

 

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これからの塾について

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[ ウェルナー少年少女合唱団 創立のメンバー]

( 最初の取り組み曲:You Are My Sun-Shine  / EDELWEISS の二曲英語版 )

もうすぐお盆ですね。

今年の夏は、暑さと節電でまた格別な夏になりました。(笑)

最近は、朝の散歩から帰ってきますと、お日様の具合によって汗だくだくの時と、少し、じっとりと汗を掻いているときがあります。

前者のときは、シャワーを浴びます。そして、後者では濡れタオルで冷水摩擦をします。

これがとても気持ちが良いですね。

さて、塾の付設としてウェルナー少年少女合唱団を設立したお陰で、子供たちの全体としての連帯感が高まりました。

人として生きる上で大切なのが協調性ですね。

今までは、個々の勉学が主でした。ただ集中学習の中で、現代詩や英詩を分担して暗誦朗読することにおいては、若干の協調性が求められていましたが、合唱においては100%協調性が求められます。

歌詞をちゃんと暗誦していなければ、みんなとの協調どころではありません。

自分のことで精一杯になります。

するとまわりが見えませんので、協調する気持ちがあってもそれが出来ません。

これは、塾生や団員のみなさんだけに言っていることではありません。

実は、僕自身についても自戒しているのです。

それは、僕自身、諸冨先生から大人のコーラスで指導を受けているからです。

最初の頃は、歌詞の暗誦と楽譜の暗譜もせずに行っていました。

しかし、それが学ぶものとして大変失礼なことと、すぐに気付き、今は次の練習まで必死におさらいをして行きます。

それは、ちょうど皆さんが学校で学ぶ時に、予習、復習をして行く事と同じことですね。

学ぶ姿勢とはそうしたものを指すのですね。

これから、塾と合唱団を発展させていくには、やはり、広く、そうした志を抱いている子供たちと、出会わなければなりません。

つまり、孔子の「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」にあるように、この解釈は色々ありますが、ここでは、同じ志をもった人が集まると解せば、そういう出会いが欲しくなるものです。

これからは、福津市にとどまらず、近隣の宗像市や古賀市、新宮町までの子供たちも迎えて行こうと思います。

そうした行動をとって塾や合唱団を活発にしていくのが、マネジメントというものでしょう。

どんな子供たちがやってくるのか?楽しみです。

遠方からでも来る子は、親も子供も相当に熱意のある方たちでしょう!

by 大藪光政

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ウェルナー少年少女合唱団結成会!

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[ケーキとジュースを食べる時は子供達静かですね!]

無量育成塾の付設として、「ウェルナー少年少女合唱団」を5月1日付けで結成していましたが、正式にその結成会を6月27日の月曜日にとりおこないました。

当日の参加者は、新団員12名、保護者、来賓、指導者、その他含めて全員で24名お集まり頂きました。

当初、塾の恒例行事においては、いつも塾生と塾長だけでとり行いますが、今回は、特別に関係者の方と、行事のちょっとしたケーキ&ジュースなどを配るお手伝いに保護者の方にもおいで頂きました。

予定としては約1時間をみていて、6時スタートでしたが、お仕事の関係で子供さんを送る時間が約10分程遅くなると連絡された子供さんが三名おり、ヤキモキしました。

大人の遅刻であれば、時刻通り開始するところですが、やはり、親の仕事の関係で遅れてくる子供に責任はないので、待つことにしました。

塾長は、セレモニーが好きでないので、形式ばった進行は避けました。そして、スピーチもなるべく手短にして、来賓の方と新任の指導者である諸冨先生のお話を聞きだすことにしました。

途中、塾生のサプライズを用意していましたから、最初に論語の有名な第一章を暗誦朗読で披露しました。

これは、最初、元気がないように聞えましたが、後で考えると塾生は落ち着いて丁寧に朗読していたなあと感心しました。

そして本命が、諸冨先生を新団員の塾生の前に立って頂いて、「You Are My Sun-shine」を塾生に歌ってもらいました。

これは、最初だけ僕の振りの合図でスタートして、あとは塾生は一丸となって諸冨先生の目を見て歌うという試みで、これもとてもうまくできました。歌っている間は決して諸冨先生の目から自分の目をそらすな!という教えをきちんと守ってくれました。

塾の指導時間のたった5~10分程度割いて練習した割には、とてもよく努めてくれたと親心として感激しました。

これって意外と出来ない合唱団が多いですね。他の少年少女合唱団を見ていると、下を向いたり、あちこちに目がふらついて歌っている子がいますから驚きです。

何事も集中力が大切だと思います。

この演奏の後に、諸冨先生のこれからの抱負を言って頂く事にしていました。つまり、この子供達の態度を見て、その感じるところから情熱的なお話を引き出そうと・・・とプログラムを組んでいたわけです。

すると、諸冨先生は、とても熱弁で一番なが~い、とても子供達にいい刺激を与えてくれるお話をしてくれました。

後で、ラボに来た子供達に感想を聞くと、とても楽しかったと喜んでいました。

今度の月曜日に全員から感想が聞けますからそれも楽しみですね。

最後に、全員集合の写真を撮りましたが、とてもいい笑顔で撮れました。これを見てもみんなとても満足してくれたのがよくわかります。

しかし、残念ですけどブログでは割愛させていただきます。

諸冨先生から最初にご指導頂く曲は、有名なエーデルワイスです。

とても、楽しみにしています。

by 大藪光政

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最後の旅行地フランスから帰ってきました。

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[スイスアルプス ユングフラウヨッホへ行く途中]

五月三日の夜、ヨーロッパから帰ってきました。

出国先のフランスではチョコレートの機内持ち込みも駄目と言うことでしたので、チョコレート類はスーツケースに入れて出しました。

フランスはテロ対策がとても厳しいです。
検査のときは靴も脱がされました。

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さて、いろいろなお国違いを体験して帰ってきました。

日本ではテレビで大抵の情報が入手できるのに、それでもヨーロッパに行って見ないとわからないことばかりです。

日本の常識はあちらでは非常識ということも大いにありうるのです。

ドイツとスイス、そしてフランスに行って見て、やっと、教育の原点は躾だなと痛感しました。

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その躾はやはり家庭でやるべきことです。

塾生を見ていると躾が行き届いている子供はとても落ち着きがあります。

学ぶ熱意もあり、そして、人の話をよく聞きます。

それは、学業にも大いに影響します。

塾で今更、塾生に初歩的な躾をしょうとは思っていませんでしたが、どうしても一部、落ち着きのない塾生をどうしょうか?と思うところがありました。

それで思いついたのが情操教育課程です。

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[ユングフラウヨッホの頂上 3454m]

(情操教育課程は、今度立ち上げる「少年少女合唱団」の団員と共に声楽を学びます)

やはり、知性だけでなく感性も磨いて、そして躾でコントロールしないと子供の教育は成り立たないということを今回の視察ではっきりと見極めることができました。

旅行後、塾の付設で新しく発足する「少年少女合唱団」の立ち上げにも力が入ります。

先日、諸冨善美先生ともこの件で打ち合わせを行いました。

先生もはりきっておられます。

福津市の地域の子供たちが合唱を通して素晴らしい人格を形成して欲しいと願う次第です。

by  大藪光政

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明日の午後五時頃はフランクフルトです。

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価格検証システムの開発の仕事を終わらせて、やっとヨーロッパの旅に出かけることが出来ました。

塾生の皆さんには申し訳ありませんが、二回ほど塾はお休みさせて頂きます。

その分、お土産は全員に素敵なものを探して帰ってきます。(笑)

今年は、ドイツとスイス、フランスの3ヶ国の文化を見てきます。

ドイツは、前回と違った地方を見てきます。

こうして文化視察を行って、「百聞は一見にしかず」であるのは当たり前ですから、帰国後に「百見は一行にしかず」を、どのような形で具現化しないといけないか?が大切なところでしょう。

帰国後はやるべきことがたくさんあります。付設の少年少女合唱団を作るスケジュールもありますし、他にはラボ教室も新しく専用の教室を準備しましたのでこれからの取り組みがあり、色々と楽しみです。

そうしたことには色々と苦労もありますが、一番、うれしいのは塾生やラボ生が期待に応えて熱心に勉学に励んでくれることです。

それが塾長の励みにもなります。

五月の最初の授業が楽しみです。

お土産期待して待っていてください。(笑)

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by 大藪光政

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一年間を振り返って。

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3月28日は、塾の終業日でした。

昨年は、終業式として確かケーキとジュースを用意しましたが、今年は多くの行事などで経費を使いすぎてお菓子だけをちょっぴり用意しただけです。

さて、今年の締めくくりはどうしたらよいかと一応思案はしました。

それで昨年と違った終わり方をしてみたいと思って、今年の締めくくりは、英語の歌「You Are My Sunshine」を最後に歌って締めくくりました。

これは、3月に入って、たった三回しかやっていませんが、みんなすぐにとてもよく覚えて、立派な合唱になりました。とても声が大きくてしっかりした歌声でした。

それこそ、塾生だけで充分な少年少女合唱団ができあがるなあ~と感心しました。

先日、「国家の品格」を書いた藤原正彦氏の本を読みました。この本は、六年前に出版されて大きな反響を呼び、とてもマスコミで話題となって、次々に「○○の品格」などとキャッチコピーが色々と出回り、書籍界での売れ筋ネーミングになったのは皆さんすでにご承知のとおりです。

私は、天邪鬼なのでそうしたときにこの本を読む気はさらさらありませんでした。しかし、息子が博士課程に在籍中に、大学に藤原正彦氏がやって来て講演をされ、とても毒舌だったと言っておりました。

そして、それから息子は猛烈に読書をし始めたのです。(年間100冊以上)そのお陰か?有名な大企業の試験に合格したのですが、その面接で、「あなたは大学に入って何故、読書をそんなにし始めたのですか?」と、聞かれたので、「藤原正彦氏から、『本を読まない奴は人間じゃない』と言われたからです。」と、答えたことで、面接官が皆、大爆笑したそうです。そのせいもあって、面接ではその話題以後面接官から、意地悪な質問は無かったそうです。

これでお分かりのとおり、親がどれだけ本を読めと言っても、子供と言うものは親の言うことを聞かないものですが、他人が言うとやはりそれなりに応えてくれるようです。

話を元に戻しますと、「国家の品格」の本の内容は、私とほぼ同意見です。一般の人が想像するような特別に国家という大げさな政治的問題を論じているのではなく、『英語が堪能な日本人が国際人なのではなく、日本の文化を大切にする日本人が、すなわち国際人である。』というところで、日本の文化に誇りをもって他国にない日本独特の情緒を大切にして生きなさいということですね。

それはとりもなおさず、言葉は文化そのものですから国語をしっかり勉強することがどれだけ大切かを知って欲しいということです。だから公立の小学校での英語教育はやめるべきだということを主張されています。

藤原正彦氏の本を読むことなく、藤原氏の考えをすでに当塾で実践しております。それが論語であったり、日本の洗練された詩を朗読させたり、読書の勧めを行っています。

ただ、最近、児童の聴力という観点から考えると、ヒアリングは早ければ早いほど良いというのが、ピアノやソルフェージュをやる場合に言えることなので、その点をどう解消したらよいものかと思案していました。そんな時、私がコーラスをやっているところで「You Are My Sunshine」を歌う機会があり、「そうだ英語の歌だ!」と思い付きました。

これだと、英語の発音とメロディーもついているから感性も養える。つまり一石二鳥だと思いました。それで、早速に試してみたら、塾生は論語や詩の朗読で耳が鍛えられていますから、あっという間に歌えるようになりました。

つまり、論語や詩の朗読が外国語の訓練に充分に成果を上げられるということが証明されたのです。

一番何よりだったのが、「You Are My Sunshine」は片想いの曲なんですが、とても楽しくそして誇らしげに歌っていたのが印象に残りました。

それは、恐らく英語の詩の意味からではなく、その曲のもつ情緒ある旋律から何かこころに響くものがあったからでしょう。それはひょっすると悲しき者に対する励ましの情を体感したからかもしれません。

by 大藪光政

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上村先生に今年一年間のご報告をしました。

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[ 上村先生(右) / 塾長(左) 右のシクラメンの花を戴きました ]

上村先生と久し振りに懇親の場を設けて、色々と塾生の教育指導についてご報告を致しました。先生は、顎の下にちょっとした手術をなされてましたが、パーキンソンという難病を抱えながらもとてもお元気でした。

塾での算数、数学演習指導については、私が「上村先生、小学生の子供たちに算数の問題を理解させるには、やはり、演繹法よりも帰納法が有効ですね。」と、お話したところ、先生は「僕もそう思います。その方がわかりやすいようですね。」とおっしゃっていました。

また、詩集を活用して集中力をつける私の新しい方式の指導内容を説明しましたら、先生は、「集中力は大切ですね。」と同感されました。

今年の途中から始めたラボについても指数概念を交えて簡潔に報告をしました。これについても大変ご理解を戴きました。ラボは、完全な個別指導で徹底した指導を行っています。

上村先生からは、私に対してあることで『お祝いの花』を戴いたのですが、とても恐縮してこれからの塾の運営の励みになりました。

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上村先生から戴いたシクラメンの花 は、

早速、我が家のグランドピアノの上に飾りました。

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上村先生との会話は、教育だけでなく様々なお話ができるのでとても楽しい限りです。数学の話から宇宙の話までこれまでにいろいろと語りました。

塾の話としては、来年早々に塾生に対して成績表みたいなものを年の初めに郵送することをお話しました。先生も興味をもたれましたがどのようなものになるかは、詳しくはお話ししませんでしたが(まだ思案中なので) 塾生に対して励みとなるコメントを出すということに重点を置くつもりです。

無量育成塾は他の塾とは、そもそも、スタート地点からして違いますので、それなりのカラーをそろそろ打ち出さねばと考えています。

上村先生にこれからのことをお聞きして、(現在、教育大を定年退官後もこれまでに、教育大、九工大、西南大、福大、中村学園・・・と、大学生に数学の指導をされてきました。) 私が、「先生、今後もずっと続けられた方がよろしいですよ!」と、申し上げたら、先生は、にっこりと笑って、「僕も、家内もそれについては・・・体が続く限りそうしょうと思っています。」と、答えられました。

上村先生の頑張りは、パーキンソン病の患者さん皆さんにとっても、とても励みになると思います。

さて、夜の九時を過ぎた頃、教育大に行っている私の娘が車で迎えに来てくれました。私が見習いドライバーの娘を指導していますがこういうときはとても便利です。(笑)

by 大藪光政

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指数概念を理解する。

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           [  ハンガリー/ブダペスト/ドナウ川の黄昏どき  ]

気が付いたら書き込みを随分お休みしていましたね。

個人的に、多種多様な仕事と雑用を抱えていますので、どうしても、気付かないとそのままになってしまいます。

ブログは、私にとってひとつの備忘録として使っていますが、そんな書置きをする暇がないほど、多忙と言えば多忙です。

それもこれも、「知行合一」ということで、行動を取れば必然的にそうしたことに多くの時間が取られてしまいます。

さてさて、塾とラボは、ちゃんと一生懸命にやっています。そこで、その両軸の仕事をこなすことで、塾生の抱えている問題、つまり、今の小中学生が抱えている問題のひとつが見えてきました。

それは、指数概念が理解しづらいということです。

小学校の算数で躓くのが、『指数概念の不理解』からくる戸惑いだと思います。

たとえば、「家から学校までの全体の距離を "1" とする。」と言った問題や、「水槽の全体の量を "1" とするといったところの理解が納得しがたいところでしょう。

これは、全体を "1" として、その1/5(五分の一)は?と聞かれてもここまでは、大体わかるでしょうが、その1/5をさらに2/3にすると全体の割合が摑めなくなることが多いようです。

たとえば、

「花子さんは、昨日、小説を全体の2/5読みました。そして、今日、残りのページの4/5を読みました。すると、明日読んでしまう残りのページを調べてみたら、120ページありました。この本は全部で何ページの本でしたか?」 (答えは出ましたか?)

こうなってきますと、最初の2/5とあとの4/5の等分感覚が麻痺してくる生徒が多くなります。

突き詰めると、"1/5" と "1/5"とが違う意味を持っているということに気付かなくなるのです。

つまり分子の "1" が何を "1"としているのかをきちんと理解していないとわけが分からなくなります。

これは、意外と大人でも"X" (エックス) を使わずに解こうとするとおかしくなってしまいそうですね。(笑)

小学校の算数が難しい所以は、指数概念が理解できていないところに尽きるようです。

無量育成塾での授業は、週一回の二時間です。そのうち、自学習(個別指導)が約70分、残りの約50分が全員に対する集中授業です。

上記のような内容は、自学習時に塾が勧めている演習問題をやってくる子に対しては、一応、そうした問題を個別指導していますが、やはり、個々への指導となるので塾の時間が足りません。

そうした特別指導には、やはり、ラボのようにマン・ツー・マンによる徹底してわかるまで指導するのが一番です。

それでも分からない子がいますから!(笑)

そういう子は、大抵、読書量が少ないですね。

つまり、読書による基礎体力(ここでは論理思考力)がないと言うことです。

by 大藪光政

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