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2010年10月

指数概念を理解する。

Web143

           [  ハンガリー/ブダペスト/ドナウ川の黄昏どき  ]

気が付いたら書き込みを随分お休みしていましたね。

個人的に、多種多様な仕事と雑用を抱えていますので、どうしても、気付かないとそのままになってしまいます。

ブログは、私にとってひとつの備忘録として使っていますが、そんな書置きをする暇がないほど、多忙と言えば多忙です。

それもこれも、「知行合一」ということで、行動を取れば必然的にそうしたことに多くの時間が取られてしまいます。

さてさて、塾とラボは、ちゃんと一生懸命にやっています。そこで、その両軸の仕事をこなすことで、塾生の抱えている問題、つまり、今の小中学生が抱えている問題のひとつが見えてきました。

それは、指数概念が理解しづらいということです。

小学校の算数で躓くのが、『指数概念の不理解』からくる戸惑いだと思います。

たとえば、「家から学校までの全体の距離を "1" とする。」と言った問題や、「水槽の全体の量を "1" とするといったところの理解が納得しがたいところでしょう。

これは、全体を "1" として、その1/5(五分の一)は?と聞かれてもここまでは、大体わかるでしょうが、その1/5をさらに2/3にすると全体の割合が摑めなくなることが多いようです。

たとえば、

「花子さんは、昨日、小説を全体の2/5読みました。そして、今日、残りのページの4/5を読みました。すると、明日読んでしまう残りのページを調べてみたら、120ページありました。この本は全部で何ページの本でしたか?」 (答えは出ましたか?)

こうなってきますと、最初の2/5とあとの4/5の等分感覚が麻痺してくる生徒が多くなります。

突き詰めると、"1/5" と "1/5"とが違う意味を持っているということに気付かなくなるのです。

つまり分子の "1" が何を "1"としているのかをきちんと理解していないとわけが分からなくなります。

これは、意外と大人でも"X" (エックス) を使わずに解こうとするとおかしくなってしまいそうですね。(笑)

小学校の算数が難しい所以は、指数概念が理解できていないところに尽きるようです。

無量育成塾での授業は、週一回の二時間です。そのうち、自学習(個別指導)が約70分、残りの約50分が全員に対する集中授業です。

上記のような内容は、自学習時に塾が勧めている演習問題をやってくる子に対しては、一応、そうした問題を個別指導していますが、やはり、個々への指導となるので塾の時間が足りません。

そうした特別指導には、やはり、ラボのようにマン・ツー・マンによる徹底してわかるまで指導するのが一番です。

それでも分からない子がいますから!(笑)

そういう子は、大抵、読書量が少ないですね。

つまり、読書による基礎体力(ここでは論理思考力)がないと言うことです。

by 大藪光政

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